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待ちきれず




クリスマスローズニゲル ゴールドマリー
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「やめとけ」という声は聞こえるんですけど(笑)、この時期弘前ではシクラメンぐらいしか花が手に入らないので、寒さに強そうなものを見かけると、だめもとで買ってしまいます。鉢花が出そろう春まで待ちきれなくなってくる頃なんですね。一年を通じて切花を買う事はないので、生花を買ったつもりで根がついたものを買います。危ない。根がついたものの難しさはよーくわかっています。この時期「日光・水やり・温度管理」が植物にとってかなり厳しい。ここが寒冷地であることと、鉢花を置く場所が限られている事が大きな理由です。温室でもあれば話は別ですが、勢いで買っても、どうやって育てるんだー。。。です。よくあるシクラメンなどは、なんとか育てる自信はありますが、家の中より外が好きなクリスマスローズやアネモネが手ごわい。でもこれがとにかく好きで売っていたら素通りできません。クリスマスローズを2鉢、アネモネも色違いで3苗買いました。アネモネはこれから4~5月頃には弘前でも手に入りやすくなり、大好きなパンジーもお店にならびます。


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待ちきれずに買ってしまったクリスマスローズとアネモネ。良い天気続きだったのに、買ってきたとたんに雪が降りました。一年のうちで真夏とこの時期が花を育てるのに一番悩みますが、花の鉢があるだけで日々うれしい

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レウイシアも赤とピンクを買いました。これはこれまでも育ててきているので自信あります。育てる場所も教室の窓際が定位置。これから長く咲き続けるはず




# by jeweleyes1984 | 2024-02-16 16:26 | Flower

褒められます



ネィティブフラワー レッドブルニア。初めて見ました
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去年アンティークドールの展覧会を開いた時「やはりねー」と恐れていたことが起きました。それはお祝いの花のアレンジがいくつか会場に届いてしまった事です。大げさでなく「うわっ!(困った)」でした。東京の娘を含め、事前に「お花を贈りたい」と言われた人にはお断りしていて、理由は美術館側に「生花は館に入れることができない」と開催前にいわれていた為です。また性格的に人にあげるのは好きだけどもらうのは嫌いという事もあります(笑)。でもいくつか館に配達されてしまいました。自宅にも。ただ、学芸員の方は優しくて、一日だけなので大丈夫と言ってくれました。館が心配するのは、生花から「虫」が出て問題が起こる可能性がある為だそうです。なるほどね。でも個展とか開いたら「生花」は必須です。もしそれが出来たのであれば、今回もHiromiちゃんに花のアレンジをたのんだところでした。泣く泣くあきらめたのに。


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展覧会が終わり、家の玄関に頂いたアレンジをどっさり飾っていました。それがだんだん枯れてドライフラワーみたいになっていき、でも全部捨ててしまうのには抵抗がある。そこで「頂いた記念」という意味を込めて飾れるものを最終的に花かご一つにまとめました。それにも少しずつ枯れたものが出てきて抜くので、隙間が出来てしまいます。そこで100円ショップの造花の出番です(笑)。最近の100円ショップの造花、ご覧になったことありますか?これがなかなか渋いんですよ。中には「プラスチック感全開(笑)」の花ももちろんありますが、「なんて素敵!」と思うものも探せばあります。最近はそれを見つけるのが楽しくさえなってきました。普段は「自分で育てた生花しか飾らない」という頑なさですが、この楽しみを知ってからは、アートフラワーも面白いと思っています。弘前はまだまだ寒く、花を飾ることはできません。今回アレンジフラワーを沢山お祝いにもらう事がなければ、それに造花を足して楽しむこともしなかったと思いますが、この不思議なアレンジを見る人が皆さん「すてき」と褒めて下さるので、安い造花でも色や形を吟味すればなかなか魅力的になる事を知ってもらえているようです。「100円だって馬鹿にするなー」です(笑)。それに、ドライフラワー状態になっても魅力的な最近の珍しい花にも驚いています。


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「生」と「プラスチック」の融合。生だけよりすごい素敵なんですけど










# by jeweleyes1984 | 2024-02-07 16:40 | Flower

2023年大晦日ー2024年冬休み




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ボンネットには「お約束」の布花ではなく、リボンとアンティークのカットスチールを飾りとして使いました。カットスチールはなかなか手に入らなくなりましたが、大好きな素材です
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2024年早々、Yukariさんからお預かりしたオリエンタルドールのドレスを作りました。暮れから正月はさすがに縫い物はしませんでしたが、1月9日のぎりぎり休み最後で完成しました。それまでも布選びやデザイン、縫う手順のシミュレーションをしたり。。。と、縫物はたっぷり時間が必要です。今回は日本のお人形でもあるし、大切にとっておいた古い和布を使いました。レースやかわいい花柄などもいいのですが、実験的にシックにまとめてみました。画面では正確に伝わりにくいのですが、何とも言えないピンクがかった濃い紫の古い綸子(?)で、リボンをつくりました。どちらも手触りがすばらしい素材で、古いものはやはりいい。

去年、2023年は我が家にとって怒涛の1年でした。家を建て直し、夫は次男なので将来必ず必要になる墓地を買い、人形の展覧会を開きました。人間やる気になればできるものです。72歳で家を建てた事に関しては友人たちに褒められます(笑)。「勇気がある」ということでしょう。墓地は市内の素敵な寺院の「最勝院」で宗派不問の永代供養墓を建てました。小さな墓石が個々に建っていて、何事にも質素倹約主義の夫はとても気に入ったようです。お寺からの眺めも素晴らしく、今の私達の家のあたりが見渡せます。しかも、重要文化財の五重塔ももれなくついています(笑)。どこに埋葬するか悩んでいた猫たちの合同墓もすぐ隣にあり、今年納骨しました。どうしたら自分の骨にたまちゃんの骨を混ぜて埋葬してもらえるかをずっと考えていた私にとって(笑)、問題解決となりました。毎年宵宮も開かれるし、日々観光客も訪れます。私の墓地の条件は、日がカンカン照りつける場所は嫌だ。。。という事です。大木の下、そよそよ風が吹く場所がいい。わがままです(笑)。最勝院は私の干支を祀るお寺でもあるので、毎年初詣はここです。本堂の裏手が檀家と永代供養墓の墓地なので、表側には人の出入りがあり寂しくありません。家の新築の地鎮もここでしてもらいました。もともとは市営墓地も候補でしたが、あまりにも市内から遠く、個性もなく、高齢になった時や子供たちがお参りする時は不便極まりありません。ここは最高の選択だったと思っています。何でも一度は反対する夫が、一度見て和尚さんのお話を聞いて、全く反対無しでした。去年3月に東京の兄が亡くなり、甥と相談の上、帰りたがっていた青森のここに埋葬しました。ここなら散歩がてら私が時々行ってお参りできます。今年初詣に行ってお墓もお参りしましたが、兄のとなりに新しく2基お墓が増えていました。お仲間が増えた。。。ということですね。これからは大げさではないこんな埋葬の仕方が選ばれていくと思います。「死んでしまえばどこも同じ」。確かにそうです。でも、心の平和という意味では亡くなった人や動物を偲ぶ場所がどこでもいいわけはありません。




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「卯年一代様」とあり、津軽ではうさぎ年の守護寺です

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1664年に建立が始まったとされる重文の五重の塔。緑が多く落ち着く静かなお寺です

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さて、青森では大晦日が一番のごちそうの日です。今年もまた一年のお楽しみ「タラバ蟹の日」です。今年は値段が安めだったようですが、毎年同じ会社、同じキロ数です。ただ、今年は特に美味しく感じました。食べ物に執着が無い夫が一番喜んで食べていました。お刺身は青森産のマグロでしたが、マグロ大好きの息子のリクエストで魚市場に行って「大トロ」を買いました。ただし、普段食べなれていないせいか、私は普通の中トロぐらいが「唸るほどうまいんだ」とわかったので、これからは大トロはパスします。

年が明けて、あまりにも悲惨な出来事が続き正月気分も何もありません。お正月・成人式などで他県に住む子供たちが親元に帰ってきたばかりに、古い家に「殺された」ようなものです。海自の飛行機事故だって地震がなければ5人もの命が奪われる事もなかったわけで、気の毒でなりません。神様はどこにいるんですか?(涙)こういうことを言うと、「神を試してはならない」とか言われるんですよね。。。

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好物なので毎年味付け数の子を作りますが、今年の数の子は高めでした







# by jeweleyes1984 | 2024-01-13 00:59 | Doll Dress

展覧会おわりました(1)




弘前れんが倉庫美術館
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この煉瓦使いがすごーーく好き。私たちでも応用可能で、魅力ありすぎます
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photo by Ko Tateda





    ちょっとぎゅう詰めで失礼しますね(笑)

video by Terumi

11月23日(木・祝)次の日は雪という、ぎりぎりの日程で展覧会を1日だけ開催しました。あえてテレビや新聞や公報のような媒体を一切使わず、案内状と口コミだけで開催しました。人形に事故があっても後味が悪いものになるので、広範囲に喧伝する必要を感じなかったためです。まずは教室の生徒、その保護者、友人・知人、そしてそのお知り合いの人たちに見てもらうのが今回の目的で、結果的にとても和やかで和気あいあいとした理想的な雰囲気でした。あちこちで「会話の輪」が出来ていて「不特定多数」が必ずしもよいものではないことがよくわかりました。また、会場で驚くような出会いや繋がりがある事も分かり、皆さん喜んでいました。「人の出会いの場」をお人形達が作ってくれたという事です。人形達も家の中ではなく、外に出られて嬉しそうでした(笑)。


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会場には天井から下がる巨大なプロジェクタースクリーンがあって、そこに夫と私で作り上げた「見てわかる展示人形の制作年代」を映し出しました。現代美術の見学に東京から来ていた外国人男性が私の展示にも立ち寄ってくれて、コメントでこのプロジェクターでの説明のアイデアが素晴らしいと褒めてくれました。これは、「人形は単に脈絡もなく誕生して来たわけではない」事をどうしたら理解してもらえるのか?を考えて作ったものです。こうやって並べてみると、人形の歴史と世界の出来事が密接にリンクしていることが分かります。


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人形達を見るたびに「よくこれほどドレスや帽子をつくったなー」としみじみ思います







# by jeweleyes1984 | 2023-11-28 11:56 | Miscellaneous

展覧会終わりました(2)

全体像がこれです。みんなのアイデアで、回遊出来る形にしました
video by Ko

# by jeweleyes1984 | 2023-11-27 14:00 | Miscellaneous


◆◇◆アンティーク素材の「救済」に日々奮闘中◆◇◆


by jeweleyes1984

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